本日『令和6年度 第24回卒業式』が挙行され、98名の生徒が三田中学校を卒業しました。
朝の様子から卒業生の送別まで、卒業式の1日をお届けします。
また、前日に三田中学校PTA様から、素敵なお花を贈っていただきました。


とても綺麗です。本当にありがとうございました。
○朝の風景
驚くことに、今朝はあられと雪が降りました。3年生の卒業を寂しがっているようでもあり、一面真っ白な景色は、何色にも染まっていく卒業生の未来を暗示しているようにも見えました。

○教室アート
登校した卒業生を出迎えたのは、綺麗な黒板アートです。昨日の午後に2年生が準備しました。


○最後の朝
廊下に掲示された祝電を見ながら登校した卒業生たち。胸花をつけ、直前の歌練習を行いました。


先に会場に入った在校生も、最後の歌練習と動きの確認を行います。

来賓の方々もご入場されます。ご多用の中お越しいただき、誠にありがとうございました。

◇卒業式
○入場
学級担任を先頭に、卒業生が入場します。大きな拍手が鳴り響きます。



○国歌斉唱

○卒業証書授与
学級担任が呼名し、卒業生が証書を受け取ります。練習の成果もあり、全員がよどみない動きで、とても立派です。
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○校長式辞
学校行事のエピソードを織り交ぜながら、卒業生が1・2年生に見せてくれた背中、三田中愛、三田中魂についてお話されました。
それに加えて、渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」という言葉と、三田中学校校歌の「自由と責任 胸に深く問えば 真理の扉は開く」というフレーズを引用しながら、卒業生の背中を押してくださいました。
境遇は選べなくても、生き方は選ぶことができます。一人ひとり違った環境でも、根を張り、大きな花を咲かせてほしいと思います。

○祝辞
港区副区長様より、ご祝辞をいただきました。
今後の人生で大切にしてほしいことを2つお話しいただきました。1つ目は「文化や価値観の違いを理解し認め合うこと」で、2つ目は「未知の世界へチャレンジすること」です。胸に刻んでほしいと思います。

○祝辞
続いて、PTA会長様より、祝辞をいただきました。
今から15年前、当時15歳だった大谷翔平選手は、イチロー選手や松井秀喜選手の活躍に目を輝かせていたそうです。それから15年が経ち、今では野球界を代表するスターになりました。
卒業生の皆さんが、生まれてから今までの15年間で大きく成長したように、これからの15年間の成長も計り知れないものになると、力強くお話しいただきました。自分の道が最良の道になることを信じて、努力していってほしいと思います。

○来賓紹介
ご多用にもかかわらず、たくさんのご来賓の方々にご臨席いただきました。誠にありがとうございました。

○送辞
卒業生から学んだ積極性と優しさ、卒業生と分かち合った笑顔と悔し涙、卒業生から受け継ぐ三田中魂について、表現豊かに述べてくれました。
感謝と祝福と応援の気持ちがこもった、温かいメッセージを送りました。

○在校生合唱『そのままの君で』
感謝の気持ちが歌声に乗って、胸に染み渡る合唱でした。

○答辞
先輩たちに憧れた1年生、仲間の大切さに気づいた2年生、最上級生として苦悩し、努力し、飛躍した3年生という中学校生活を、涙ながらに振り返ってくれました。
最後には、仲間と家族への感謝の気持ちを伝えてくれました。

○卒業生合唱『あなたへ―旅立ちに寄せるメッセージ』
3年間の集大成にふさわしい、美しくて力強い合唱でした。



○校歌斉唱
卒業生にとって、最後の校歌斉唱です。この美しい旋律が、いつまでも耳の中に残っていてほしいと思います。

○退場
割れんばかりの拍手と吹奏楽部の奏でる音楽が、卒業生を送り出します。


○最後の学活
卒業式を終えて教室に戻った卒業生たち。クラスで最後の時間を過ごします。




○送別
1・2年生、そして保護者の方々が、3年生の教室から校門まで送別の花道を作っていました。
卒業生と学年の先生方が、華やかな送別を受けました。



卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございました。
三田中学校の3年間で学んだことは、間違いなく皆さんの糧となります。
次の舞台でのさらなるご活躍を、心よりお祈りしています。