<3年生 みなと科学館>
3年生は朝から芝公園に集合し、みなと科学館に向かいました。

みなと科学館は令和2年に「まちに息づく科学の発見」をコンセプトとして開館した体験学習施設です。
開館した頃は小学生で訪問したとのこと、中学生3年生の視点でどのような科学の楽しさを感じることができたでしょうか。生徒のコメントを中心に本日の体験学習をお伝えします。「 」は生徒のコメントです。
まずは説明を受けてからプラネタリウムに入ります。(プラネタリウムの投影は残念ながら撮影できません。)

三田中学校の校庭にいるような画像からスタートして星空観察が始まります。
「どのようにして天球上に映しているのか疑問に思ったので、職員の方に聞いてみたところ、機器のの中にプレートがあり、そこから出る光をレンズで点のようにして映していると教えてもらいました。実際に家でも作れるか考えてみようと思いました。」
科学館の展示見学と実験の2グループにわかれます。

「津波のスピードは100m10秒の人と同じ!」

「いつもは1m近くの高さで見ている港区の街も、高さが変われば全く異なる街に見え、驚きました。」
「詳しい仕組みや答えなどが書いておらず、問いかけが多いので知りたい!理解したい!という気持ちが湧き上がってきました。」
「反射神経と体は共に成長していくものだと思っていましたが、実際は異なることがわかります。」

「 勉強=つまらない というイメージが一気に塗り替えられる場所で、とてもワクワクしました。」

気象庁、気象科学館と併設された施設で、気象現象についても学びます。「日本の気候について学習できました。」

秋の特別展は、「ちがうってふしぎ!〜絵本から考えるネコとイヌ」
みなと科学館オリジナルの絵本『ちがうってふしぎ』のストーリーをたどりながら、ネコとイヌの姿や行動、感情表現を科学的な視点から考えようという企画です。

「イヌの嗅覚のブースで、ゆずのにおいを十万倍に薄めたものを、人間はまったくわからないのに、犬はわかると書いてあって、スゴいと思いました。」

実験は放射線実験です。

「放射線は目に見えないけれども、エタノールをかけて飽和させ、ライトを当てると放射線の通った後が見えて面白いと思いました。」
放射線、放射能 よく聞きますが、しっかり学習しました。「ガンマ線が僕の好きなマンガに出てくるので、学べてよかった。」

「放射線は、はじめはあまり実感がわかなかったのですが、わかりやすく教えてくれたおかげで理解できました。」
電気を消して、電灯で照らしながら見るとどのグループからも歓声があがります。 「放射線はすばらしい!」

「今日は私たちのために、このような体験をさせていただきありがとうございます。今自分たちは理科の2分野で宇宙を学んでいるので、今日のプラネタリウムはとても勉強になりました。そして、放射線の実験では、放射線がどのように使われているのか、どのように発生しているのかを学びました。 今日は本当にありがとうございました。」
みなと科学館の皆様、お世話になりました。