5、6時間目は救急救命講習会がありました。1年生が講習を受けます。

1年生が入場します。最初に校長先生から救急救命についてお話がありました。

東京慈恵会医科大学病院のER救急救命センターから教授の先生がおいでくださり、説明や実技をしていただきました。

前半は動画を見たり説明を聞いたりしました。

心臓が停止してもすぐに周囲の人が心臓マッサージやAEDなどで対処できれば、救命できる確率が大分上がります。対処が1分遅れるごとに救命率が約10%下がるとのことです。

以前開催された東京マラソンでは11人が心肺停止になったのですが、対処がすぐにできたので全員救命されました。


いよいよ実際にやってみます。

胸骨部を圧迫するときの手も大切です。


最後にクラスごとで、胸部圧迫をしてみました。

圧迫の強さ(深さ)やリズム、交代するときのスムーズな連携などが上手だと高い点が出ます。クラス対抗です。高い点が出たクラスはとても盛り上がっていました。最後に生徒代表がお礼の言葉を言いました。

説明してくださった教授の先生だけでなく、慈恵医大シュミレーションセンターや春日部消防の方もサポートとして来てくださいました。また、みなと保健所の方にもお手伝いいただきました。お忙しいところ、生徒のためにどうもありがとうございます。今回習得した知識や技術をいざというときに使って、命を一つでも多く繋いでいきたいと思います。