理科出前授業です。
2023年2月9日 11時56分本日は2年生が理科の出前授業を受けました。「植物の光合成と呼吸」について学習します。
大学の研究所から来られた、理科の専門性の高い先生が講義をしてくださいます。
植物の働きが昼と夜でどのように違うのかを考えながら、実験していきます。まず空気中の二酸化炭素濃度を調べます。
本日はイチゴやパンジー、ビオラの葉を使います。葉にビニール袋を被せます。被せた途端ビニール内の湿度が上がっていきました。
明るさや二酸化炭素(CO₂)の変化にも注目します。黒い布を被せて、植物にとっての夜を作りました。
夜は光合成ができないので、CO₂はどうなっていくか想像できるでしょうか。植物が夜をきちんと認識できる時間を取った後、被せた布の中でライトを点けます。今度は昼と認識してもらうためです。
布の中はこのようになっています。
昼だと植物が認識すると、CO₂が下がってきます。何故だか分かりますか?
中にはこんなに顕著に下がった班もありました。
光合成が進んだ証拠ですね。葉緑体パワーすごいです。
次に、この葉緑体パワーとミトコンドリアパワーが拮抗するようグラフが平らになるためには、明るさをどうしたらよいかの説明もありました。
とても充実した学習になりました。実験道具は、ほとんどが手作りしたものだそうです。皆の記憶に残る大変良い授業でした。本当にありがとうございました。